協働事例レポート

ご当地WAONである「ふくおか共創WAON」の寄附金から福岡県が助成金を出している「ふくおか地域貢献活動サポート事業」に令和３～５年度に採択された「やまももの森プロジェクト」様と一緒に活動を企画。
同プロジェクトでは那珂川市のシンボル花木である「やまもも」の「栽培・収穫・植樹・商品化」まで取り組まれています。
WAONからの寄附金が行政によってどのように活用されているのかを知り、寄附というおカネ以外の部分でも地域に貢献し、そのサイクルを知るために企画。より地域に根差した活動となることを目指しています。

収穫日前日まで「やまももプロジェクト」の地元高齢者の方々が、どの地区にある「やまもも」が一番実がなっている等の確認に走り回って下さいました。今年は天候の影響で収穫量が激減してしまったそうです。本日の収穫で13ケース分（約30kg）。多い時には1ｔ採れる年もあるそう。実を収穫できる期間は1週間ほどと特に短く、幻の果実とも呼ばれるとのこと。4年前に耕作放棄地を整備して植樹した「やまもも」の樹に十分に実がつくのは10年後だとか。地元やまもも会の方々も後継者を探したい。いつまで活動できるかと課題をお持ちでした。収穫した「やまもも」はピューレ状に商品加工し、商品や和・洋菓子屋などが購入され、那珂川の名物として販売されます。