2023年12月20日
不登校児童生徒に対する訪問型支援事業
実施地域:福岡
経緯
大野城市の不登校児童・生徒数は年々増加しており、従来型の相談が来るのを待つ支援方法では、外出やコミュニケーションに不安があるケースや、学校関係者等に対する抵抗感から支援を拒否するケースもあり、支援までつながらない子どもがいる。
内容
そこで、既存の体制では対応が難しい引きこもりや重度の不登校児童・生徒及びその家庭を対象に、子どもや家庭の活力を向上させ子どもの学校復帰や社会復帰を目的として、NPOと行政が協働し、訪問型の相談支援・学習支援を実施している。
支援を行った児童生徒は、状況が改善し、特に1年以上の関わりがある児童生徒については、学習に積極的に取り組む姿勢が見られる等大きな変化が見られた。また、家庭においても、保護者の子どもへの接し方が変わり、不安が和らぐ等保護者自身の状況改善が、子どもの状況改善に影響を与えることができた。
新たなNPOを加え活動的にも人材的にも支援の幅を広げており、不登校児童生徒支援について、さらなる効果向上を目指していく。
備考
令和4年度ふくおか共助社会づくり表彰受賞
協働の主体・役割分担
- NPO 法人まちづくり LAB(非営利団体)
- 支援対象の選考、各種支援の実施
- 大野城市教育委員会教育支援課(行政機関)
- 要支援ケースの把握、支援対象の選考、NPOと学校との連携支援
プロフィール
コラボステーション福岡 コラボステーションフクオカ
- 団体概要/活動内容
- サイト管理者
- 団体種別
- 行政機関
- 活動分野/
関心のある分野 - 活動団体支援
- 主な活動地域
- 福岡 , 北九州 , 筑後 , 筑豊